前立腺がん SRT 症例に対し、ELEKTA 社製の治療装置 Versa HD による
CBCT を用いたオンラインアダプティブ (Online Adaptive Radiotherapy) 実現のためのコールドランを実施した。

コールドランには、座薬および浣腸の前処置後でも便が多量に残存しており
治療計画時の状況との一致度が比較的低かった症例を使用した。

位置合わせ用 CBCT 画像を治療計画装置 Monaco  に転送してから、輪郭修正、再最適化を行い、
再度位置合わせ用 CBCT の撮影を行うまでに 40 分程度の時間を要した。

5/9に2回目のコールドランを行い、所要時間を20分に短縮できた。